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今から7年前、関東在住の30代主婦、さと・いもこさんは、ほぼワンオペで子ども4人を育てていた。
上から小学1年、幼稚園の年少、3歳、新生児で、いずれも元気な男の子。
常に誰かにつきっきりの生活で、どうやって過ごしていたかの記憶がほとんどない。
昔の写真を見返すたびに「こんなに可愛かったのか。もっと抱きしめておけばよかった」と思う。
寝顔を眺めながら、いとおしく思う暇もない日々だった。
30代後半だった夫は、長時間のシフト勤務で、繁忙期は家にも帰ってこられなかった。
彼の両親は共働きだったが、父親は育児も家事も何もしなかったそうだ。
母親の苦労を知っていたからか、夫は自宅にいる時は洗濯を除いて、掃除や料理、おむつ替えをしていた。
そんな夫から言われて「一番うれしかった言葉」がある。
さとさんが体調を崩したと聞…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル